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headコマンドおよびtailコマンドで、ファイルの先頭・末尾を表示する方法を説明します。
説明で使用するサンプルファイルは目次>使用サンプルファイルを参照してください。
ファイルの先頭を表示(head)
ファイルの先頭を表示する際は、headコマンドを利用します。
headコマンドの構文
ファイルの先頭を表示する(10行)
ファイルの先頭を3行表示する
ファイルの先頭から12文字表示する
headコマンド実行例
ファイルの先頭から10行を表示します。
オプションを指定しなければ、デフォルトで10行出力されます。
ファイルの先頭から3行を表示します。
-n
オプション指定で3行が出力されます。
複数ファイルの先頭から3行ずつを表示します。
複数ファイルの場合は、ファイル名を含んで出力します。
複数ファイルの先頭から3行ずつを表示します。(ファイル名を含まない)
-q
オプションでファイル名が非表示になります。
ファイルの先頭から12文字(改行含む)+ファイル名を表示する。
1ファイル指定でもファイル名を明示的に表示する場合は、-v
オプションを指定します。
ファイルの末尾を表示(tail)
ファイルの末尾を表示する際は、tailコマンドを利用します。
(オプションの使用方法はheadコマンドと同様です。)
tailコマンドの構文
ファイルの末尾を表示する(10行)
ファイルの末尾を3行表示する
ファイルの末尾から12文字表示する
tailコマンド実行例
ファイルの末尾から10行を表示します。
オプションを指定しなければ、デフォルトで10行出力されます。
ファイルの末尾から3行を表示します。
-n
オプション指定で3行出力されます。
複数ファイルの末尾から3行ずつを表示します。
複数ファイルの場合、ファイル名を含んで出力します。
複数ファイルの末尾から3行ずつを表示します。(ファイル名を含まない)
-q
オプションでファイル名が非表示になります。
ファイルの末尾から12文字(改行含む)+ファイル名を表示します。
1ファイル指定でもファイル名を明示的に表示する場合は、-v
オプションを指定します。
オプション
各オプショの意味は以下の通りです。
オプション | 意味 |
---|---|
-c | 出力する文字数を指定 |
-n | 出力する行数を指定 |
-q | ファイル名を非表示 |
-v | ファイル名を常に表示 |
使用サンプルファイル
以下サンプルファイルを使用して説明しました。
以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!