【Linux】treeコマンドのインストール・オプションを解説!

【Linux】treeコマンドのインストール・オプションを解説!

記事の文字数:941

Linux環境でディレクトリ構造を視覚的に表示する際に便利なツールとしてtreeコマンドがあります。本記事では、treeコマンドのインストール方法から基本的な使い方、オプションまで詳しく解説します。


スポンサーリンク

Linux環境でディレクトリ構造を視覚的に表示する際に便利なツールとしてtreeコマンドがあります。
本記事では、treeコマンドのインストール方法から基本的な使い方、オプションまで詳しく解説します。

treeコマンドとは

treeコマンドは、ディレクトリとそのサブディレクトリをツリー形式で表示するCLIツールです。
ディレクトリ構造を直感的に把握するのに役立ち、特に複雑なファイル構造を持つプロジェクトで有用です。


treeコマンドのインストール方法

treeコマンドは多くのLinuxディストリビューションで利用可能です。
以下に主要なディストリビューションでのインストール手順を示します。

Ubuntu/Debian

Terminal window
sudo apt update
sudo apt install tree

CentOS/RHEL

Terminal window
sudo yum install tree

Fedora

Terminal window
sudo dnf install tree

Arch Linux

Terminal window
sudo pacman -S tree

その他の方法

ソースコードからインストールする場合:

  1. 以下のコマンドでソースコードをダウンロードします。
    Terminal window
    git clone https://gitlab.com/OldManProgrammer/unix-tree.git
  2. ディレクトリに移動してコンパイルします。
    Terminal window
    cd unix-tree
    make
    sudo make install

基本的な使い方

ディレクトリ構造を表示する

Terminal window
tree

現在のディレクトリのツリー構造が表示されます。

特定のディレクトリを指定

Terminal window
tree /path/to/directory

指定したディレクトリの構造が表示されます。


便利なオプション

treeコマンドには多くのオプションがあり、用途に応じてカスタマイズ可能です。

隠しファイルも含めて表示

Terminal window
tree -a

隠しファイルを含むすべてのファイルとディレクトリを表示します。

階層の深さを指定して表示

Terminal window
tree -L 2

ツリー表示の階層を2に制限します。

ファイルサイズを表示

Terminal window
tree -s

各ファイルのサイズを表示します。

ファイルの種類で色分け

Terminal window
tree -C

ツリー表示を色分けして見やすくします。

ファイルの種類別にフィルタリング

Terminal window
tree -P "*.txt"

特定の拡張子(例: .txt)のみを表示します。

出力をファイルに保存

Terminal window
tree > tree_structure.txt

ツリー構造を指定したファイルに保存します。


まとめ

treeコマンドは、ディレクトリ構造を直感的に把握できる便利なツールです。
本記事で紹介した利用方法を活用して、日々の作業を効率化できれば幸いです。


以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!
スポンサーリンク
Scroll to Top