【Linux】viewコマンドの使い方

【Linux】viewコマンドの使い方

記事の文字数:841

viewコマンドを利用するとでファイルを読み取り専用で開くことができます。行番号の表示とページ移動・抜けるまでの方法を説明します。


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viewコマンドとは

viewコマンドを利用するとviのエディタを読み取り専用で開くことができます。
読み取り専用モードでファイルを開くことで、誤ってファイルを編集することを防ぐことができます。

ファイルを開く

viewコマンドで、ファイルを開く際は以下のように指定します。

view [ファイル名]

行番号を出す

開いているファイルの行番号を表示するには、以下のように指定します。

:set number

文字コード変更(文字化けした場合)

ファイルが文字化けした場合は、:set encoding=[変更後文字コード]を指定し、変更した文字コードで開き直すことができます。

# 文字コードをUTF-8へ変更して開きなおす場合
:set encoding=utf-8
# 文字コードをShift JISへ変更して開きなおす場合
:set encoding=sjis

ページ移動

ページの切り替えは以下のキーで行います。

  • Ctrl + f :一画面分下へ移動する。
  • Ctrl + b :一画面分上へ移動する。

先頭行、最終行(一番下)

先頭行、最終行へ移動する場合は以下キーを指定します。

  • Shift + G : 最終行へ移動する。
  • 1 + Shift + G :先頭行へ移動する。

検索

前方検索は/、後方検索は?を指定し、キーワード(pattern)を入力して、Enterキーを押下します。

  • /pattern :patternを前方検索。nで次を検索。Nで前に戻る。
  • ?pattern :patternを後方検索。nで次を検索。Nで前に戻る。

patternは検索キーワードへ置き換えてください。

抜け方

ファイルを閉じる場合は以下キーを指定します。

  • :q : ファイルを閉じる。
  • :q! : ファイルを強制的に閉じる。(:qで終了できない場合)

注意事項

ファイルを誤って編集してしまった場合は、:qでは抜けれなくなるので、!を付けて強制的に終了できます。
ただし:wq!を指定すると!の指定により、読み取り専用が解除されて、ファイルを保存してしまうので注意が必要です。


以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!
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