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FTPクライアントとして多くのユーザーに利用されている「WinSCP」。Web制作やサーバー管理において欠かせないツールですが、初期設定のままだと隠しファイル(.から始まるファイル)が表示されないことがあります。
本記事では、WinSCPで隠しファイルを表示する設定方法について、初心者でもわかるように丁寧に解説します。
そもそも隠しファイルとは?
Unix系OS(LinuxやmacOSなど)では、ドット(.
)から始まるファイルは「隠しファイル」として扱われます。
例:
.htaccess
、.bashrc
、.gitignore
など
これらのファイルは通常、誤って編集や削除されることを防ぐために非表示になっています。
WinSCPで隠しファイルを表示する手順
WinSCPで隠しファイルを表示する手順を紹介します。
WinSCPを起動し、サーバへ接続する
サーバーへの接続設定を行い、ログインします。
「環境設定」を表示する
メニューバーから「オプション」→「環境設定」を選択する。(ショートカットキー Ctrl + Alt + P
)
「パネル」セクションを選択
「環境設定」ダイアログの左側にあるメニューから「パネル」を選びます。
「隠しファイルを表示」にチェックを入れる
「隠しファイルを表示する」にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。
ファイル一覧を再読み込みする
以下のように表示されていなかった隠しファイルがリストに追加されていることを確認できました。必要であれば画面を更新(ショートカットキー:Ctrl+R)します。
【小ネタ】ショートカットキーで隠しファイルの表示有無を設定
隠しファイルの表示有無は「Ctrl + Alt + H
」キーを押下することで設定することもできます。
WinSCP隠しファイル表示まとめ
WinSCPで隠しファイルを表示するには、数ステップの設定変更だけでOKです。.htaccess
などの隠しファイルを編集・確認する際には必須の設定となります。
✅ ポイント
.htaccess
などのドットから始まるファイルは隠しファイルと呼ばれる- 隠しファイルの表示は「オプション」→「環境設定」 → 「パネル」 → 「隠しファイルを表示する」にチェックを入れる
- 設定後は必要に応じてファイル一覧を更新(Ctrl+R)して確認する
Ctrl + Alt + H
で隠しファイルを表示することもできる
設定を正しく行い、見落としのないWebサイト運営を行いましょう。
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以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!