ミリ・マイクロ・ナノ・ピコ秒の覚え方とMIPS計算方法【基本情報対策】

ミリ・マイクロ・ナノ・ピコ秒の覚え方とMIPS計算方法【基本情報対策】

ミリ秒、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒の単位の覚え方とMIPSの計算方法を紹介します。

ミリ秒、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒の単位の覚え方とMIPSの計算方法を紹介します。

単位一覧(SI接頭語)

ミリ・マイクロ…の順に値が千分の1になっていきます。

名称指数10進数表記
ミリ秒10^-30.001
マイクロ秒10^-60.000001
ナノ秒10^-90.000000001
ピコ秒10^-120.000000000001

単位の覚え方(語呂合わせ)

単位の順番は以下語呂合わせだと覚えやすいです。

マイナス三乗ミマイノピーコ

  • ミ: リ秒
  • マイ: マイクロ秒
  • ノ: ナ
  • ピーコ: ピコ

マイナス三乗ごとに、値が×千分の一(0.001)になっていくのも押さえておきましょう。

MIPSでの計算例

MIPSとは、コンピュータが1秒間に実行可能な命令数を100万単位で表したものです。
Million Instructions Per Secondの頭文字を取ってMIPS(ミップス)となります。

MIPSは以下計算式で求められます。

MIPS=1(秒)÷平均命令実行時間(秒)×10^-6

平均命令実行時間が50ナノ秒の場合、100万単位(10^-6)の50,000マイクロ秒へ変換し、 1,000,000(マイクロ秒)÷50,000(マイクロ秒)で、20MIPSとなります。

まとめると、以下順で変換して計算します。

  • (1) 1秒を1,000,000マイクロ秒へ変換
  • (2) 50ナノ秒を50,000マイクロ秒へ変換(10^-9⇒10^-6となるため、1000倍する)
  • (3) 1(マイクロ秒)÷平均命令実行時間(マイクロ秒)でMIPSを求める

基本情報技術者試験の過去問

過去問を解いて、理解度を深めましょう。
基本情報技術者試験ドットコム等のリンクを載せておきます。

基本情報技術者平成22年秋期 午前問9


以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!
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