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A5:SQL Mk-2(通称A5M2)を使ってデータベースを操作していると、「NULL値を入力したいけど方法がわからない」という場面に出会うことがあります。 本記事では、 A5M2でNULLを入力する方法(Shift + Delete) を中心に、NULLと空文字の違いやSQLでの指定方法まで詳しく解説します。
記事のポイント
- A5:SQL Mk-2でNULLを入力する最も簡単な方法は、ショートカットキーの Shift + Delete。
- NULLと空文字は異なる概念で、NULLは「値が存在しない」状態を意味する。
- 実務では「未設定」と「空文字」を区別するため、NULLの正しい扱いが重要。
A5M2でNULLを入れる方法
確認したバージョン
- A5:SQL Mk-2 x64 Version 2.20.4
A5:SQL Mk-2のテーブルエディタでNULLを入力するには、Shift + Deleteのショートカットが簡単です。
- NULLを設定したいテーブルのセルにカーソルを合わせる

- Shift + Delete を押す

- Enterキーで確定する

(NULL) と表示されることを確認します。トランザクションが有効の場合はコミットします。
![]()

これで該当セルがNULLへ更新されました。

ポイント Deleteキー単体では「空文字」扱いになる場合があります。 NULLを入力したいときは必ず Shift + Delete を使用しましょう。
NULL値と空文字の基本的な違い
NULLは何も値が存在しない状態
NULLは「何も値が存在しない」状態を表す特別な値です。 たとえば「社員の退職日」を格納するカラムにまだ退職していない社員のデータを登録する場合、退職日を「空白にする」代わりに「NULL」にしておくことで、「まだ未設定である」という意味を持たせます。
NULLと空文字の違い
空文字('')は「長さ0の文字列」であり、値が存在するものです。
一方、NULLは値そのものが存在しない状態を表すため、両者はSQL的に異なります。
'' ≠ NULLNULLは未設定と空文字を区別するために必要
RDBMS(PostgreSQL、MySQL、SQL Serverなど)は、空文字とNULLを区別して扱います。ただし、Oracleは、空文字(”)をNULLとして扱うという独自の仕様があります。 そのため、実際の業務システムやマスターデータでは「未設定」と「空文字」を正確に区別するため、使用するデータベースの仕様を理解した上でNULLを適切に使用する必要があります。
以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!