Node.js（JavaScript）でコマンドライン引数を取得する

Node.js（JavaScript）でコマンドライン引数を取得するには、processオブジェクトのargvを使用します。

コマンドライン引数を渡す

引数を指定してNode.jsのコードを実行する場合は、以下のように指定します。

構文

node [jsファイル名] [引数1] [引数2] [引数3]…

実行例

node argv-test.js apple banana orange

コマンドライン引数を受け取る

Node.jsではargv[0]がnodeで、argv[1]が実行ファイル名(argv-test.js)です。
argv[2]以降が指定したコマンドライン引数となります。

引数のインデックス

node argv-test.js apple banana orangeを実行した場合、引数のインデックスは以下の通りになります。

コードでの引数受け取り

process.argv[インデックス]で値を受け取ります。

コードサンプル（argv-test.js）

for(var i = 0; i < process.argv.length; i++){
  console.log("argv[" + i + "] = " + process.argv[i]);
}

実行結果例（argv-test.js）

argv[0] = /usr/bin/node
argv[1] = /tmp/argv-test.js
argv[2] = apple
argv[3] = banana
argv[4] = orange

【補足】processオブジェクトについて

• Node.jsからコマンドライン引数を取得するには、processオブジェクトのprocess.argvプロパティを参照します。
• processオブジェクトはNode.js実行環境のグローバル変数であるため、モジュールをrequireで読み込む必要はありません。
• process.argvは、文字列配列です。

nodeコマンドがインストールされていない場合はこちらのリンク(Ubuntu)もご参照ください。

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