UbuntuやDockerの軽量コンテナでwgetコマンドを実行しようとした際に、インストールされていなかった場合はaptでwgetをインストールします。
この記事のポイント
- Ubuntu/Dockerの最小環境ではwgetが初期インストールされていないことが多い
- インストール前には必ず
apt updateを実行する apt install -y wgetコマンドで簡単に導入可能
wgetコマンドとは(用途と特徴)
wgetは、Webサーバーからファイルをダウンロードするためのコマンドラインツールです。
HTTP、HTTPS、FTPなどのプロトコルに対応しており、バックグラウンドでのダウンロードや再帰的なダウンロード(ディレクトリごとの取得)が可能なため、Linux環境のセットアップやスクリプトで非常に頻繁に使用されます。
「wget: command not found」エラーの原因と対策
wgetコマンドを実行して、command not foundのエラーメッセージが出た場合、コマンドが入っていないのでインストールする必要があります。
特にDockerの公式Ubuntuイメージなどの最小構成(Minimal)環境では、初期状態でインストールされていません。
実行コマンド(インストール前)
wget https://example.com/エラーメッセージ
bash: wget: command not foundインストール前の準備:aptパッケージリストの更新
まず、aptでパッケージリストを更新します。
(特にDockerコンテナの立ち上げ直後は、この更新を行わないとインストールに失敗します。)
sudo apt update※Dockerコンテナ内でrootユーザーとして操作している場合は、sudoを外して実行してください。
Ubuntu/Dockerでのwgetコマンドインストール手順
以下コマンドを実行してwgetをインストールします。
実行コマンド(インストール)
sudo apt install -y wgetwgetコマンドの動作確認とバージョンチェック
wgetコマンドのインストール後、動作確認をします。
バージョン確認
wget -V以下のようにバージョン情報が出力されればOKです。
GNU Wget 1.25.0 built on linux-gnu.
-cares +digest -gpgme +https +ipv6 +iri +large-file -metalink +nls+ntlm +opie +psl +ssl/gnutls
Wgetrc: /etc/wgetrc (system)...ダウンロード動作確認
実際にファイルのダウンロードが動くか確認します。
wget https://example.com/以下のように 200 OK が返り、'index.html' saved と出力されればダウンロード成功です。
--2026-05-13 12:19:16-- https://example.com/Resolving example.com (example.com)... 172.66.147.243, ...Connecting to example.com (example.com)|172.66.147.243|:443... connected.HTTP request sent, awaiting response... 200 OKLength: unspecified [text/html]Saving to: 'index.html'
0K 15.2M=0s
2026-05-13 12:19:16 (15.2 MB/s) - 'index.html' saved [528]これでファイルのダウンロードが可能になりました。
まとめ:wgetが使えない時のインストール手順
UbuntuやDockerの環境(特に最小構成のイメージ)では、初期状態で wget コマンドが含まれていないことがよくあります。
「wget: command not found」と表示された場合は、以下の手順で対応しましょう。
apt updateでパッケージリストを最新にするapt install wgetでインストールを実行する
インストール後は wget -V で正しく導入されたか確認するのが確実です。
確認した環境
- Ubuntu 25.04(Docker公式イメージ
ubuntu:latest) - wget 1.25.0
以上で本記事の解説を終わります。
よいITライフを!
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